新型マツダ 2 (WebCG よりリンク)昨日開幕のジュネーヴショー 07 で Mazda 2 (次期マツダ・デミオ) がお目見え.
僕はスズキ派なので "デミオ Love" ではないが,良い出来の車だなとずっと目をかけてきた.
他にもデミオは個人的に思うところがいろいろある・・・.
デミオ誕生以前 ~ フォード・フェスティバデミオが登場する前のマツダ系コンパクトといえばフォード・フェスティバ.
初代モデルは角々したデザインの初代は室内空間を目いっぱい取ろうという割り切り,キャンバストップをラインアップする感覚が垢抜けていたかなと思う.
2 世代目は一転して丸くなったが見た目にも小さく見えてちょっと貧弱である.(初代の方がでかく見えた) その 2 世代目でもキャンバストップは健在.
ただ残念だったのは,時代背景のせいもあるが 3 ドアのみだったこと.5 ドアがあれば評価はさらに上がっていたかもしれない.(実際には韓国製の 5 ドアが存在したが,ほとんど出回らなかったようである.)
ともあれ,この 2 世代のフェスティバによって「実用重視のデザイン」「オープンエアも楽しめるコンパクトならではの明るさ」というマツダのコンパクトの下地が出来たのだろう.小さいだけの車ではない,垢抜けたちょっとよさげな存在だったのである.
初代デミオ95 年の東京モーターショーでひっそり出ていたコンセプトカー "BU-X" がカラーリングを変えて 96 年に発売されたのがデミオだった.
初代フェスティバを 5 ドアにしたような手堅いデザインとキャンバストップ・・・とうとう 5 ドアになった,実と花を併せ持つ感覚が「さすがマツダ!」とひそかに思ったものである.
このデミオはゲームの中でも大いに遊ばせてもらった.
高専の「電気部」という怪しいオタクっぽい部の部室にはプレイステーションがあった.
グランツーリスモでは高性能車そっちのけでデミオをチューンし,超オーバーパワーと片輪走行を楽しんだものである・・・.(今思えばアホだなぁ・・・)
2 代目デミオ初代の正常進化.四角っぽいデザインとキャンバストップはやはり健在.
グランツーリスモでチューンしまくった思いが通じたのか,軽いスポーツモデルも追加された.
このモデルはレンタカーで大分乗った.僕は安いのでマツダレンタカーを主に使っているので,そこの一番安いモデルとなれば必然的にデミオなのだ.
車の幅が把握しやすく絶対的に小さいので取り回しが楽.キャンバストップを開けた時の開放感がとてもいい.(相方には「日焼けした・・・」と若干不満も出たが.)
実用も手を抜いてはいない.バンパーの低いところから開くハッチゲート,バンパーと荷室の段差が無いといった点はとても感心させられた.今もいろいろな新型車が出ているが,こういう部分をバランスよくまとめた車は少ない.
車に対する性能の要求は日進月歩で厳しくなるので,モデル末期の今ではベストな車ではないものの,パッケージングやコンセプトの点では未だトップレベル,僕の理想に最も近い車の一つである.
3 代目デミオと,こんな調子で進化してきたデミオであるが,見た目だけではカクカクした感じを払拭し "プチ・アクセラ" 風に方向転換したようである.
詳細はしっかり見てみないと分からないが,デミオらしさ・・・つまりは「実用的・明るい・快活」といった風味,小型実用車の理想像に近いものが残っているといいなと個人的に思う.
posted by yopsuke at 23:59|
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